カテゴリ:★いけばな&レッスン( 63 )

いけばな花展 in 上野公園

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絶好の桜見日和となりました昨日、上野公園での二週間にわたる花展が
無事に終了いたしました。
毎年、桜の時期恒例の『池坊いけばな展』です。
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昨日は平日でしたが、公園内にはとにかくたくさんの人出で賑わっていました。

日本人たるもの、桜をしっかりと眺めて目に焼き付けないと、
春の訪れを認識できないっていうくらいの人、人、人、、、。

かく言う私もそのひとり。
1200本あるという桜の、100本ほどは愛でたかと思われます^^v


そして、今年の花展では、青年部合同大作作品に出品させて頂きました。
会場に足を運んでくださった生徒さん、他の皆様、本当にありがとうございます。
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今回は、他の支部の大先生方とご一緒する機会を得て、本当にたくさんのことを
学ばせていただきました。 
構想、準備、製作、搬入、手直し、搬出と数ヶ月の間、大変お世話になりました。
ありがとうございました。




さぁ~て、今年度も頑張るぞ~!

なぜか、毎年桜を見ると一時的にテンションあがるワタクシです^^;


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by hoansan | 2009-03-30 10:41 | ★いけばな&レッスン

いけばな自由花(フリースタイル)レッスン

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◆花材 :  クリスマスローズ 小菊  チューリップ ソリダスター 
        ベアグラス  赤目柳   から任意
◆花型 :  自由花(盛花)
◆花器 :  陶器 


先月のいけばなレッスンで、自由花という花型、つまり、フリースタイルで
いけていただいた生徒さんの作品です。
お互いの作品を見比べながら、うなづく生徒さん達。 これだから、自由花は楽しい~♪


テーマは、ご自分で設定していただきます。
主役はどのお花にするのか、流れる作品なのか、縦の線を生かすのかそれとも、、、、。

とにかく大切なことは、お花をじっくり観察して、それぞれの直感的な感性で、
思うままに素直にいけることだと思います。
結果、どれも、生徒さんおひとりおひとりにとって、"らしい"仕上がりになりましたよ。


ちなみに、普段アレンジメントレッスンに参加されている生徒さんの作品は、
4つ目のお写真です。
手直しはほとんどいたしませんでしたが、赤目柳の枝を一本追加で投入しました。


  なぜ、赤目柳の枝を一本追加で投入したのか?

答えは、花器とのバランスをとるためでした。

とても優しい主役のクリスマスローズに対して、色が濃くて陶器の花器は
とても重い雰囲気。そこで、お花をもっと力強く見せるための一本の枝だった
というわけです。

いけばなとアレンジメントの大きな違いのひとつは、「花器も含めてひとつの作品」 である
ということです。

ですから、アレンジメントのように、作品の一部だけをお写真に収めるということは、
絶対にあり得ません。


例えば、アレンジメントで余った花材で、いけばなの自由花を楽しむなんていうのも、
今の時代には、とても合理的でいいように思いますが、皆さんは、どのように
思われますか?


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by hoansan | 2009-03-12 16:46 | ★いけばな&レッスン

Blue×Yellow

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◆花材 :  アイリス
◆花型 :  生花(しょうか)
◆花器 :  陶器 


たくさんの春のお花が並ぶこの時期は、どんなに急いでいてもお花屋さんに
目を奪われてしまいますね。

春色というと、先日のSpring Bouquetレッスンのようなピンクを
イメージする方も多いと思います。
私も大好きですが、実は、ブルー×イエローの組み合わせも大好きです。
チューリップやラナンキュラスのたっぷりイエローに、ブルーのヒヤシンスの
アレンジメントなんて、想像するだけで華やかで人目をひきますよね。


そんなカラーコントラストを自然のまんまで楽しめるお花があります。
アイリスというお花は、ブルーもイエローもくっきりすっきりとしたお色で、
比較的手に入りやすい花材です。

今日は、たった三本のお生花(しょうか)を。
薄桃色のランチョンマット or クロスを合わせれば、花粉症の方も気分はすっきり?


これ、いけばな初心者のお稽古にも適していますが、
たった三本、されど三本なのです…。


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by hoansan | 2009-03-11 08:37 | ★いけばな&レッスン

for all of Japanese

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◆花材 :  アナスタシア
◆花型 :  生花(しょうか)
◆花器 :  陶器 


清々しい気分にさせてくれる、生徒さんの作品です。
菊というととても古風なイメージもしくは、仏花のイメージが強いですが、
このアナスタシアという品種には、ファンも多くいらっしゃるのではと思います。 
私も大好きです。


先日のアレンジメントレッスンでも、このアナスタシアを少し取り入れてみました。
菊ですからものすごく日持ちがいい点と、このお花の特徴である花びらがとても繊細な
点が気にっています。

いけばなで使用する場合は必ず葉っぱも必要ですから、先に葉がしおれてしまったら、
いけばなの自由花でマッスに使ったり、いっそアレンジメントにしてしまうのもいいですね。


『菊』は、ここのところ、お花業界でもブームになりつつあります。
ここ数年で本当に綺麗な菊をたくさんみかけるようになりました。
もともとしっかりしたお花ですが、色味の改良がとても進んでいますね。
菊好きの叔母も好んで育てており、子供の頃はそれを見るのがとても楽しみでした。


流行りものには目が無いワタクシも、Hoan's Worksの3月度のプリザーブドレッスンで、
菊を使ったアレンジメントを作っていただきます。
今年販売されて間もない菊のプリザで、ちょっとびっくりな体験をしていただきますよ♪


どんな菊であっても、そこにはいつも必ず、和の空気感が漂います。
日本人が日本人であることを実感するきっかけに、おうちに飾ってみてはいかがでしょう?
Oh, all of Japanese! yes, we can!  (← な、なんで?)


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by hoansan | 2009-02-26 12:26 | ★いけばな&レッスン

挿花百規

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江戸時代中期、1700年代半ばに、四十世である池坊専定がお生花の100瓶を
選び残した作品集です。
今の家元は四十五世ですから、五代前ということになりますが、歴代家元の中でも
大変有名な方で、当時の大者画家に描写させて版画として残したものだそうです。

1ページ、1ページめくっていくと、100瓶すべてが生花(おしょうか)という
同じ花型でありながら、同じにはちっとも見えない完成された美の型式であることが解かります。
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この書物、実はいけばな池坊の所属支部より、今年の年頭にいただいたものです。
もちろん、コピー版ですが。
本の名前は知っていましたが、まさかいただけるとは思ってもおらず、
手にしたときは、驚きと感激で胸がいっぱいになりました。

これは、ワタクシが17年間、月例の研究会に参加した精勤のご褒美だそうです。
そう言えば、自分の結納のときも阪神大震災で突然出張になったときも、
なんとか予定を合わせて参加したことを思い出します。
参加をあきらめかけて、それでも徹夜明けで大阪から始発の新幹線に乗り、
ギリギリで間に合ったとき、大先生にお願いしてハサミをお借りしたこともあったっけ…。

何が私をそこまでさせたのか…。


それは、何百年経ても、何度も繰り返し生けても、生花のその完成美が挿者を魅了して
やまないからだと思います。



いけばなのレッスンでは、こんな書物をはじめ、少しずつ花伝書などもご紹介して、
歴史をさかのぼってみたいと思っています。

今まさにレッスンしているお花と重ね合わせたとき、"とても古いものであるのに
なぜか新しい" と思えるからとても不思議です。

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by hoansan | 2009-02-19 23:14 | ★いけばな&レッスン

世の中何が起きるかわからない

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◆花材 :  木瓜(ぼけ)
◆花型 :  生花(しょうか)
◆花器 :  陶器 


1月2月とこの寒い季節には、この時期にしか生けられない、枝もののお稽古をするのが
いけばなでは恒例となっています。


久しぶりの木瓜は、気がつくと、前回生けてから何年も経っておりました。

なぜそれを覚えているのかというと、私は過去にお稽古した内容をノートに記載して
その都度、生けた日付を入れていたからです。
始めは一冊だったノートは、徐々に花型と季節毎にルーズリーフで分類されて、
今では、生けたいお花をパラパラ探さなくてもすぐに取り出せる程度のものになりました。


お花を生け続けて20年以上経った今でも、私の場合は、四季が移ろう一年間の間に
そのお花の特徴や生け方のポイントなどすっかり頭から抜けてしまいます…^^;
ですから、たまにしか生けない花材では、このノート達に何度も助けられています。

ノートには、私だけがわかる他の人には意味不明と思われる記載があったり、
またときどき花材の値段まで書いてあり、思わずプッてなったり、
はたまた、永い年月の間に、時代の変化と共に生け方の一部が変化してきたものも
あったりします。


今、このノートで自分の歴史を感じると共に、この存在にホッとしています。
なんたって、この木瓜の一種生け生花は、2002年1月に生けたっきりでしたから。
お生花という決まりきった花型の中にも、木瓜らしさをいかに出すかが製作のポイント
です。


2002年なんて、この頃はまだ、私がお教室を始めるとは全く想像もしていなかった…。

"世の中何が起きるかわからない" とは、アタクシのためにある言葉じゃないかと
つくづく思います、はい…^^;



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by hoansan | 2009-02-16 23:11 | ★いけばな&レッスン

身に余る大役

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◆花材 :  水仙  小菊
◆花型 :  水仙立華(りっか)
◆花器 :  陶器 立華瓶


ワタクシ、実は先日、ヨーロッパ駐在の日本人外交官の奥様より、
大変驚きのお話をいただきました。

ヨーロッパの公邸にて、今年の年末にレセプション・パーティーを行う予定である
とのこと。奥様の水彩画の展示と共に、お茶席を設け、そこに、ぜひお花を飾りたいの
だそうです。


   『12月に、○○に渡欧できますか?』



えええ~~~~~っ!
ホントですか!?
いえいえ、そんな大層な場所に、ワタクシめが…。
い、い、行きたいのはやまやまですが…。




その後、奥様とご相談して、結局パーティー開催の12月まで、
ワタクシが奥様にいけばなレッスンをさせていただくことになったのでございます。



ワタクシが20年以上もお世話になっている大師匠にこの件をお話しましたら、
このようなお言葉をいただいてしまいました。

 
  『あなたのせいで、池坊の恥、いけばなの恥になるようなことがあったらどうするの?
   引き受けたのであれば、そのための稽古をあなたがしなくてどうするの!』



私の背筋がピ~~~~~ンと伸びた瞬間でした…。
大師匠は、一に稽古、二に稽古、三にも四にも稽古なのです。



こんな未熟者のワタクシですが、気を引き締めて奥様にレッスンさせていただくことを
決心しました。


そして、生徒さんおひとりおひとりにとって、お花を習うという事情がそれぞれに違う中、
今改めて、1回1回のレッスンがどんなに大切かを痛感しています。


p.s.写真は1月に生けたワタクシ自身の作品です。今の心情に合っている気がします。



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by hoansan | 2009-02-02 11:14 | ★いけばな&レッスン

生花(しょうか)一種生け

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◆花材 :  アマリリス
◆花型 :  生花 正風体
◆花器 :  陶器 水盤

ここのところ、いけばなを生けるときは、生花(しょうか)に惹かれています。



以前、生徒さんに訊ねらたことがあります。

  「先生のお宅は、どんなお花が飾られているんですか?」


いけばなもアレンジメントも、プリザーブドも大好きで、欲張りな私なので、
実は、何でもありなのです…^^;


しかし、もし何にも制約がなくたっぷり時間があるときは、おそらく、いけばなを
生けるのではないかと思います。

自然のお花と一番ゆっくり、じっくりと対峙できそうな気がするからです。


そんなときには、不思議と、自然の植物の性状を一番大切にする生花(しょうか)を、
いけてみたくなるものです。



アマリリスは、お花と葉が伸びる根っこが別々です。 
普通のお花と同じように、お花を挟んで葉が向かい合わせに伸びると思われがちですが、
実際は、葉の外側に花が伸びています。

そんなアマリリスの花姿も再現する生花(しょうか)です。
切花でありながら、あたかも地上から太陽に向かい、咲き伸びゆくお花のように
生けるということは、なんと心地よいことでしょう。
自然の素直さ、潔さがそこに見られます。


私は、どんなお花も大好きで、これからもあれこれ、探り、巡り続けることでしょう。
そして、こうやってどこかに戻ってくるかのように、落ち着き場所を求めるのであります。
そんなふうに、何度も何度も繰り返し、周りながら時を重ねていくのだと思います。



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by hoansan | 2009-01-28 00:30 | ★いけばな&レッスン

礼式生け

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華道池坊には、長い伝統を受け継ぐ 格式ある生け方があります。
そのひとつが、『礼式生け』です。

古来よりの正式にお花を生けるときの数々の礼儀作法が織り込まれており、
今日では、神社の献花、仏閣での供花にのみ取り入れられています。

今年の池坊の支部主催の新年会では、昨年に引き続き、この礼式生けを行いました。
実は、今回私も挿者のひとりだったのです…。 (一番左)


何度もリハーサルし、諸先生方、先輩方にご指導いただきました。
何せ、お着物なんて、かな~り久しぶりですし、歩き方、お礼の仕方、目線、、、と
私の場合、お花を生ける以前に、課題が多いのですもの…。
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いけばなと言うと、"畳の上で正座"をイメージされる方が今でも大変多くいらっしゃい
ますが、 全くそんなことはありません。

この礼式生けも、現代風に、椅子席で執り行われました。
また、花型も正式には、白と黄色の菊を使って、お玄奘でお生花(しょうか)を生ける
ものなのですが、今回は、ガラス花器の新風体、竹器の自由花をお生花(しょうか)と
合わせて、今時風にアレンジしてあります。



いけばなの起こりは、聖徳太子の時代より、献花、供花から始まり、
足利将軍の室町時代に、自然の美に対する敬いや憧れを背景に、華道を志す人々の
精神の美意識を加味して池坊が誕生し、拡まりました。 

私達は、いけばなの長い歴史を、今、受け継いでいく、まさにそのひとりひとりなのだと
自覚する貴重な時間でした。


しかし、終わって、ほっとしたこと…。^^;


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by hoansan | 2009-01-15 17:23 | ★いけばな&レッスン

初生け in 東京ミッドタウン

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私の今年の初生けは、港区六本木の東京ミッドタウンとなりました。

東京ミッドタウンとは、昨年5月にここで開催された、『池坊もったいないプロジェクト』での
ご縁が始まりでした。 環境問題を身近に考えようと、池坊青年部が中心になって、10万本もの割り箸とお花のお稽古の残り枝を回収して、巨大な作品がここに展示されていたのでした。


今回は、新年の東京ミッドタウンを彩る、"お正月"イベント会場の展示花です。
ワークショップも開催され、いけばな体験をしていただいたことは、普段は伝統的なことに触れる機会が少ない方にも、身近に日本を感じるチャンスになったかと思います。
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7日までの開催ですので、お時間のある方は、どうぞのぞいてみて下さいませ。


ちなみに、このような皆で協力してもの作りをするという経験は、いつも個々で
活動することが多いお花人にとっては、学ぶことが多いものです。
作品の構成、段取り、現地スタッフ&イベント企画会社との調整等々、、、。

11時オープンのここ東京ミッドタウンでも、朝7時から、各ショップ、レストランの準備が
始まることも知りました。 大きな大きな建物に一体どれだけの人が裏方として
働いているのかと驚かされます。

初売に向けて気合を入れる声が、広い建物の中のあちこちで響いていました。

そんな方々に混じって、生のお花の手直しや水入れをしている我々の姿は、どのように映ったのかなとちょっと気になりました。

実は、イベントのお花って、意外と地味で大工仕事が多いのです。
なぜなら、昨年11月から、こんなふうにこつこつと・・・。 
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何はともあれ、このイベントに関わった方々、また会場に足を運んでくださった方々
皆さまにとって少しでも多くの笑顔があふれ、今年のスタートを明るく切れればと願います。


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by hoansan | 2009-01-03 19:05 | ★いけばな&レッスン