枝選びを繰り返して

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◆花材 :  トルコキキョウ
◆花型 :  生花 正風体
◆花器 :  陶器


何度も何度も試行錯誤して、納得がいくまで、作品に集中します。
シンプルなものほど難しいと言いますが、本当にその通り。

20年以上、お生花(しょうか)をいけ続けていても、いつも気持ちは初心の頃に返ります。
それは、自然界には、ひとつとして同じ枝ぶりのお花が無いからです。


写真の作品は、生徒さんのものです。
ピンク色のグラデーションも、花の大きさも、花首の傾げ方も全て計算済み。
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こうやって何度も、あっちの枝、こっちの枝と、繰り返し繰り返し、枝選びをして、
どの役にどのお花がふさわしいかを体に覚え込ませていくのですね。


枝選びで残ったお花は、そのままお持ち帰りいただきますが、
ある生徒さんが、ミニブーケにして、お友達にプレゼントなさったと聞き、
とても嬉しくなりました。

いけばなの作品は、お客様をお迎えしたり、鑑賞するお花であって、
残念ながら、誰かに差し上げることはできません。

ですから、『枝選び選抜』からはずれたお花が、しっかりと別の役目を果たしたかと思うと、
やっぱりホッとしますよね ^^
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by hoansan | 2008-09-18 13:31 | ★いけばな&レッスン
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