生花一種生け~トルコキキョウ

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◆花材 :  トルコキキョウ
◆花型 :  生花 正風体
◆花器 :  陶器


生徒さんの作品です。 この暑さの中、とても涼しげです。


真っ白なトルコキキョウは、私がいけばなを始めた頃(今から20年以上も昔)には、
あり得ない花材でした。

キキョウというと、日本の桔梗、あの星型をしたお花でしか、ほぼお稽古しません
でしたし、稀にトルコキキョウでお稽古したとしても、ほぼ、紫色のみ。

しかし今では、時代の変化に応じて、いけばなでも花材に変化が出てきました。
花伝書は描かれていない花材でも、きちんとしたいけばな作品が出来ます。

私は、モダンなお部屋にも合う、この白のトルコキキョウで生けるのがお気に入りです。
写真はお稽古用のシンプルな花器を使っていますが、皆さんのお好みの器を見つけて
飾ってみてはいかがでしょう?

どのお花も、どの葉っぱも、ひとつひとつそこに必要な存在理由がある。
それがいけばなです。
花数が少なくても、おのずと、お花を見つめる時間が長くなるのは否めません。



話変わり、最近のトルコキキョウは、あまりに日持ちがいいのでびっくりしています。
紫色のキキョウと白のトルコキキョウを全く同じ環境で花瓶に挿しておいたら、
ごらんの通り。
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歴然とした差が出て、キキョウは開花後、ほぼ一日でダメになってしまいましたが、
トルコキキョウは軽~く一週間、ぴんぴんしています。
しかもツボミもきちんと開花し、八重の花びらの愛らしいこと!


いけばなも古き良きものを生かしつつ、進化する花材にどんどんチャレンジし、
工夫していかなければならない時代だと感じます。
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by hoansan | 2008-07-15 07:09 | ★いけばな&レッスン
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