虫の知らせ

昨年も参加した、いけばな池坊巡回講座が開かれ、出かけてまいりました。

毎年、夏に京都家元の池坊教授陣が全国を周ってくださり、
今後のいけばなのトレンド、方向性を知る貴重な機会となっています。

ここ数年、いけばなも自由花に力を入れているとあって、
ユニーク且つ斬新な作品を教授が次々とデモンストレーショしてくださいました。
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今回指導いただいた大人気のN先生は、トークも楽しく、また温かく、
みんなから慕われるお人柄を感じずにはいられません。
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お話をうかがいながら、間近ですばやい手さばきを拝見し、
気が付くと、なんと! 一日に14もの作品を製作されました。あっぱれです!
写真は、すべて教授の作品です。
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こういった機会は、いけばな文化及び芸術について改めて考えるチャンスとなり、
また日本文化の継承の重みを再認識することに繋がっていきます。

教授陣が新しい風を日本中に運んでくれることで、自分だけの狭いお花ワールド
ではなく、ある種の世界観に立って見つめなおす機会にもなり、
ありがたいことだと思います。
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ふと、昨年の今頃、S先生にご指導いただいたことを思い出しました。

S先生の色合わせは大好きだったなぁ、お元気かなぁ。
京都の学校に行っていたとき、直接ご指導頂いた、あの福岡訛りが懐かしい・・・。

どんな時も絶対に怒らず、いつも目を細く垂らして笑っていらしたっけ?
どこかいつも気品漂う作品で、すぐにファンになったもんなぁ。



と想い出していましたら、突然にメールの着信音。 ブーブーブー。


S先生の訃報でした・・・。
こんなことってあるんですね・・・・。




つたない私のお花をS先生のマジックハンドで、
見事にお洒落な作品に変身させてくださったこと、絶対に忘れません。

お花人(おはなびと)として、これからもずっとずっと精進してまいります。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。
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by hoansan | 2008-07-08 15:51 | ★いけばな&レッスン
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