見たことありませんか?

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おそらく、お花屋さんで働きたい、ならば資格を取ろうと思ったことのある多くの方が、
この花型をご覧になったことがあるのではないでしょうか?
日本の花業界で一番人気の資格、フラワーデザイナー資格の3級で学ぶ、
"パラレル装飾的デザイン"という型です。


資格試験では、専用の器と吸水フォーム(オアシスなど)を使用しますが、
ここではあえて、いけばなの剣山といけばなの陶器の花器を使ってみました。
花器の都合上、ややスリム型になっておりますが、違和感ありますか?


実は、以前にある"いけばな展"に行きましたら、これとそっくりな作品を見かけました。
花材だけが違って、ほぼ同じ形だったのです。正直、大変驚きました。
フラワーデザインの基本形が、いけばなで再現されていたのですから。

これは思うに、人々の心に訴える基本形とは、"普遍"ということなのでしょう。
また、一見するとフラワーデザインの基本型とは気づきませんが、実は、花材や花器の
変化により、基本型の範囲内で十分お披露目ができる素晴らしい作品に発展していくと
いうことなのです。 応用は、基本をきちんとおさえてこそ成り立ちます。


ちなみに、細かい点を申しあげるなら、本当はルールに違いがあります。

メインとサブ、そして脇役のお花のベストバランスと言われている比率は、
  いけばなでは、 7:5:3
  フラワーデザイン(アレンジメント)では、 8:5:3

なのです。

最近では、時代変化に対応し個性重視で、むしろ細かいルールよりも、テーマ性が
重じられることが多いようですので、このような比率の違いは曖昧になってきている
のかもしれません。
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by hoansan | 2008-06-05 07:28 | ★芳庵のワンポイント
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