古典立華

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今日は少しかたいお話です。(笑)

いけばなの歴史は500余年もあるとされますが、その歴史を知る資料が、京都の六角堂の資料館にあります。ここは、いけばな池坊の発祥の地でもあります。

いけば年表を見てみると、「いけばなの伝書」は、1464年(室町時代)にまとめられたとあります。これをもって、いけばなが生まれたとされるのらしいのですが、よくよく見るとそれよりも遥か昔、平安の時代に、宮中にて花合わせの行事が行われているとあります。この頃、既にお花の取り合わせに関する日本人の美意識により、正式な行事となり、暮らしの中にあったということです。その後、人々は、宮中の行事に魅せられ、徐々に庶民の間にもいけばなが拡がっていきました。


長い歴史を重ねて今、流派も、花型も、花材もものすごく多岐に拡がってきました。我々は、古人の研鑽を覗きみたとき、その歴史の始まりに少しでも近づいてみたくなります。


このたび、私が尊敬するいけばなの先生のお計らいで古典立華(こてんりっか)の勉強会が池坊御茶ノ水会館にて開催されました。多くの枝ものと格闘して、4時間ほどかかったでしょうか? 日本人が好む、山、渓谷、川、里を象徴するパーツを一瓶の中に込めてある花型です。


今では、私の周りでは、時代の流れと共にビルが立ち並び、山も川を見ることもほとんど無くなりました。
しかしながら、もし私がその時代に本当にタイムスリップできたなら、伝統の素晴らしさを感じる自分が現代にいるということを胸を張って知らせたいなと思います。
 
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by hoansan | 2008-02-05 12:00 | ★いけばな&レッスン
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