いけばなの新年会にて

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いけばな「池坊」で、所属している支部の新年会に出かけてまいりました。
毎年支部の恒例行事ですが、一同200名が、千代田区御茶の水にある「池坊御茶の水会館」集まります。ちなみに、都内だけでも、このような支部が30以上あります。

今年は、私も新年のご挨拶という大役を担うことになり、緊張の一日を過ごすことになりました。年末から準備していた原稿3枚を読みあげているうちに、なんだか昨年一年間のことが走馬灯にように蘇ります。と共に、今年一年の気合がバシッと入ったような気がいたしました。いつもお世話になっている大先輩の方々からも、背中を押されたような感じです。


たくさんの和服姿の方々とご挨拶を交わしていると、大変清々しい気持ちになるのがわかります。今年は、支部の青年部員による、「礼式生け」も執り行われました(写真)。聖徳太子の時代に始まったとされ、神社仏閣に花を供える儀式として、美しい立居振舞いの所作を含めて表現する、大変奥の深いものです。こういうことは、誰かがやらなければ、段々と忘れ去られていくものです。大変な準備がいっただろうに…、伝統の継承の難しさを身にしみて感じます。

ちなみに、いけばなを全くご存知ない方には、こういう写真のような雰囲気がいけばなだと勘違いされる方がいるようですが、全く違います。いまどきの、お稽古は、ほとんど椅子にテーブルです。かくいう私もお座敷でお稽古したことは、ほとんどありません。いまどきは、ジーンズ姿でお稽古も珍しくありません。


時代はどんどん合理的になっていき、地方では新年会も行わないところが多々あると耳にします。
でも、新年くらいは、改まった雰囲気を求めてみるのもいいように思います。やはり、いつまでも忘れない日本人の「和」の心を、こういった機会に感じるのだと思います。
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by hoansan | 2008-01-13 08:35 | ★お花のある暮らし
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