立ち昇り生けとアメリカンなショップ

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珍しい竹筒の花器に生けた作品です。

【花型】 生花 立ち昇り
【花器】 竹筒 二重
【花材】 赤芽柳 小菊

竹の窓から立ち昇るように生けるので、勢いを感じませんか?
赤芽柳を手にすると、いつも冬の前ぶれのように思います。これからの冷たい季節に向かう強さを秘めているような気がします。
でも、赤芽にかぶっている薄い皮が徐々にはがれてきて、ふっくらぽわぽわのシルバー色の綿毛が顔をのぞかせると、これまた愛らしい。艶々シルバーカラーは、綺麗な猫の毛のようです。

この竹製の器は、池坊のいけばなでは歴史ある形状のもので、筒の上段と下段(筒の中)と二箇所にいけることができます。竹筒の中でお花を留める際には、叉木という加工された枝を使います。

一般的には、この器だけを見ても何に利用するのかピンとこないと思います。
実は今年の夏、表参道のアメリカ製の洋服や雑貨を売っているショップで、この花器を見つけました。竹筒の上の段に、アメリカ製の雑貨が飾られていました。
ショップの日本人の店長さん曰く、あまりに珍しいものなので、捨てずにとっておいたとのこと。私は、この器に魅了されたんだなと思い、にっこりしてだけしてお買い物を済ませました。きっと、いつの日か、店長さんがこの器の用途を知って、お花を生けることもあるのかなぁと想像しながら…。


ところで、ここ数日、いけばなの写真が続いていますが、実際には、アレンジメントを制作している数のほうが多いかもしれません。
次回は、いけばなはお休みしましょ♪ そうしましょ♪

 
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by hoansan | 2007-11-07 18:15 | ★いけばな&レッスン
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