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初心に却って

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ジメジメ暑いとすぐに疲れたぁ、暑いと言ってしまいます。
そこで、主人と一緒に、渋谷のセンター街の奥にある『駒方どぜう』に行ってまいりました。

うなぎや、どぜう(どじょう)は、夏にかかわらず、大好きな食事。
満足して帰る途中、ふと、初めて見るお花屋を発見。
いつもの癖で、ついつい、覘いてみたところ…。



とても、悲しい想いをしました。言葉にならないくらいです。どのお花も泣いているようでした…。

センター街という場所柄、人通りは大変多いので、呼ばなくてもお客さんが入ってくるのはわかりますが、それにしても…。


お花そのものがいかに綺麗であっても、そのお花が大切にされているか否かは、見ればすぐにわかってしまうと思うのです。
  どこかのお家に運ばれて、綺麗に咲きたい 
  誰かにプレゼントされて、喜ばせたい

残念ながら、どのお花もそんな表情は見せていませんでした。


このお花屋さんは、次回、どぜうを食べに行ったときに、まだ、あるかどうかはわかりません。
なんて書いたら、お店の方に怒られるかもしれませんが。

でも、そのことで、お花から人間が今感じること、いや、感じなければならないことは何なのか、改めて考えました。 
そして、人間は自然と共に生きてきたこと、植物に対する畏敬の念を忘れて、金銭主義に暴走してはいけないということを強く思ったのです。
お花は利用されるだけのものではありません。

お花で人間はどれだけ癒されてきたのか、初心に却って、いつも自然に対する感謝の気持ちを忘れたくないと思います。
by hoansan | 2007-07-09 17:49 | ★お花の目線
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