いけばなの資格と看板について

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本日は、ときどき質問を受ける、「いけばなの資格」についてご紹介したいと思います。

池坊という流派における、お免状(免許)の種類は以下のようになっています。
他の流派では、ここまで細かくないようです。

  1.入門
  2.初等科初伝
  3.中等科中伝
  4.高等科皆伝       --- いわゆる免許皆伝といわれる資格です
  5.師範科助教華掌
  6.脇教授3級准華匡   --- ここからは教授職
  7.脇教授2級准華監
  8.脇教授1級准華綱
  9.准教授3級華匡
 10.准教授2級華監
 11.准教授1級華綱
 12.正教授3級総華匡
 13.正教授2級総華監 
 14.正教授1級総華綱
 15.准華督      --- ここからは名誉職。 取得には経験と年齢制限がある。 
 16.華督        --- ちなみに、芳庵はコレです 
 17.副総華督
 18.総華督



こうやって見てみると、たくさんありますね。
いけばなはの根本精神は、花をいけて観賞するだけではなく、草木の性状を知り
命を説くことで、一種の悟りへ至るということです。

ですから、各お免状ごとに、いわゆる花伝書という小冊子をいただけるのですが、
これが中を開くと、ミミズみたいな(メチャクチャ叱られそう…)字が並んでおり、
めったに開かないのですけど、よくよく頑張って読むと、んんぅ~なるほどという内容が
書かれているというシロモノです。
気になる方は、お教室にて、"ミミズ確認"ができますので、お申し付けください。


ちなみに、私は、数年前に准華督をいただきました。
20年以上経て、それなりの年齢になった証かもしれません^^;


それから、いただく質問の中に、「お教室に掲げる看板はどこでいただけますか?」
というのもよくあります。 

基本的に、お免状と看板とは直接関係ありませんので、看板の申請は自由ということに
なっております。しかし、実際には、准教授くらいになると、教わっている先生より、
お教室を開く準備としてお声がかかるようです。

看板とは、桐の板に、墨で名前(雅号、つまり私の場合は『芳庵』)が書かれたもので、
お教室の入り口に掲げるものですが、あまりにも、それっぽくて、私は一度も
掲げたことがありません。
ですから、何年経ってもずっと新米先生のように、ピッカピカなんですわ^^;


資格も看板も、自分の精進の過程を示す大事なものではありますが、
華道で一番大切なことは、やはり、花をいけることそのものを楽しむことだ思います。



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by hoansan | 2008-11-06 15:06 | ★いけばな&レッスン
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